2012年5月28日月曜日

ミルヴィオ橋




【解説】
ミルヴィオ橋(イタリア語: Ponte Milvio、ラテン語: Pons Milvius)はローマの北にある橋で、テヴェレ川にかかる最も重要な橋の1つ。
紀元前206年、執政官ガイウス・クラウディウス・ネロがメタウルスの戦いでカルタゴ軍を撃退した後にこの橋を建設した。紀元前115年、執政官マルクス・アエミリウス・スカウルスが同じ場所に新たに石造りの橋をかけ、以前の橋を取り壊した。312年、コンスタンティヌス1世が強力なライバルだったマクセンティウスをこの橋とサクサ・ルブラの間で撃破した。世に言うミルヴィオ橋の戦いである。
1429年、教皇マルティヌス5世が崩壊していた橋を再建させた。  - wikipedia



ローマ帝国の歴史に関する書物を読んでいると、なにかと登場する、首都の北玄関ミルヴィオ橋。
中心部から少し離れた場所ですが、建設から2千年以上も経つ今でも市民の生活に溶け込んで現役活躍中の歴史的名所を見物に出かけてきました。

橋の北側入り口には、立派な門がそびえ立っています。
ここが古代ローマ帝国首都の入り口だったのですね。

橋の上から望むテヴェレ川の眺めは、静かに澄み渡り、ローマの喧騒を忘れさせてくれます。

これは21世紀に入ってから始まった言い伝えでえすが、ミルヴィオ橋の上に南京錠を留めつけると恋が結ばれるとのこと。
今では訪れる人が多いためか、専用の支柱が何本も設置され、世界各国のカップルの思いが詰まった南京錠がビッシリです。
万が一、持参するのを忘れたカップルも、橋の上では簡易屋台で南京錠を売る商人が常駐(?)していますので、その場で購入OKです。


【交通】
地下鉄A線Flaminio駅より、2番トラムの乗り、5個目(カーブ直前)で下車。
そのままトラムが進んできた進行方向に向かって歩いてすぐ。